高校3年生合格体験記②
2020年12月24日(木)
叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部ソーシャルシステムデザイン学科合格
A類3年 Oさん
私は、叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部ソーシャルシステムデザイン学科の学校推薦型選抜を受験し、合格することができました。 私が受験した学校推薦型選抜では、2回の選考に合格する必要がありました。 1次選考では、志望理由書等の書類審査、2次選考では、グループディスカッションと日本語と英語による面接がありました。
今回の受験で私が実感したことについて、2つお話します。
1つ目は、自分の経験を大切にするということです。 私は留学専攻で留学をしていました。 日本では、なかなか経験することができないスポーツクラブに所属したり、ドラマや美術の授業を取ったりしていました。 そして、現地では自分の興味のあることは片端から積極的に挑戦していました。 自分の英語力の向上というよりは、様々なコミュニティに参加し自分の見聞を広めるということを意識していました。 頭の中では、自分はこうなりたいとか、こういうことをしてみたいと思っていても、実際に行動にうつすことは本当に大変です。 勇気のいることですし、その分労力も必要です。 しかし、実践することによって自分の考え方や行動は良い意味で本当に変わります。 皆さんも、この高校生活で挑戦したことや、楽しかったこと、辛かったこと、そこから考えて学んだことといった全ての経験を大切にしてください。
2つ目は、自分の課題を具体的に考えるということです。 私は、この叡啓大学を受験する前にもう2つの大学を受験していました。 どちらとも外語系の大学でしたが、残念ながら結果は、どちらとも不合格でした。 そこで共通して言えることは、当初の自分の課題や目標が、あまりにも抽象的だったということです。 当初の自分は、漠然と国際系の仕事に就きたいなど、とても大まかな内容でした。 しかし、先生方からの意見を聞いたり、今も流行っている新型コロナウイルスの影響による社会の動きを見ることによって、自分が取り組まなければならない課題を明確に見つけることができました。 先生方のお話や今の社会情勢が、この叡啓大学を知るきっかけを作ってくれました。
そして受験の準備をしていく中で、主に留学の経験で感じたから志望理由書を作成しました。 留学エピソードは片手では数えきれないほどありましたが、自分の今後の目標と経験談が繋がっていることが重要だと思いました。 2次のグループディスカッションや面接では、とにかく本当のコミュニケーション力が問われると感じました。 この大学は前例がないので何を聞かれるのか少し不安ではありましたが、だからこそ背伸びした受け答えではなく自分の素直な考えを試験官の方々やグループディスカッションのメンバー達に、伝えようと決めていました。 もちろん自分だけの知識だけでは不十分なため、情報収集もとても大切です。
また英語の面接では、常に耳をならすことが大切だと思いました。 私はもちろんネイティブではないので、流暢でスラスラ喋れるわけではありません。 何事にも積み重ねが大切だと実感しています。
皆さんには、興味のあることを片端からたくさん経験してみてほしいと思っています。そして可能性を信じて、自分の引き出しをたくさん作ってみてください。