卒業生の方へ

 

三原工業高等学校校歌

作詞/葛原しげる 作曲/平井康三郎

 

  1. 桜 紅葉に 濃(こ)みどりに
    自然の推移 正しきに
    磨け知性を 新らしく
    科学時代の 使命にはげみ
    米田 桜の 山々と
    何を競うや 明暮に
    三原工業高校 我等 おゝ我等
  2. うなるモートル 何うたう
    リズムもたのし 槌の音
    創意工夫と 真実と
    技術練磨と 剛健のうた
    進め一歩を 竿頭に
    永却(とわ)の礎 固めては
    三原工業高校 我等 おゝ我等
  3. 希望(のぞみ)はるけき 大海へ
    湧原川の注ぐにも
    きそえ 勤労愛好を
    若き力に 健康ほこり
    うまず たゆまず 一筋に
    おのが貴務(つとめ)を 果たすべく
    三原工業高校 我等 おゝ我等

 


三原工業高校選定 凱歌三工

  1. 歴史を語る浮城の
    松の緑の色清き
    此処加羅川の岸近く
    集いて学ぶ健男児
    おお おお 三工我等が誇り
    おお 三工我等が母校
  2. 文化の波の寄るところ
    機械の音と綾なして
    織るや巧みの技とすべ
    三原の空に響くなり
    おお おお 三工我等が理想
    おお 三工我等が母校
  3. 米田の山に陽のさせば
    若き希望の眉あげて
    明日の使命にたゆみなき
    鋼の腕を練りに練る
    おお おお 三工我等が凱歌
    おお 三工我等が母校

 


三原工業高校選定 三工寮歌

  1. 竿頭一歩の旗の下
    我が三工の学寮は
    唇かんで三星霜
    男泣きした夢の跡
  2. 無冥(むみょう)の教えに友は酔う
    はかない望みを破らんと
    昼は終日(ひねもす)夜もなお
    練磨の腕(かいな)力あり
  3. 今や科学の新時代
    五条の校訓(おしえ)ひとすじに
    誇りも高き若人が
    世にさきがける学生道
  4. 夏は水湧く加羅川や
    鬼風身を切る冬の日を
    母が形見の玉肌で
    笑って凌ぐ美少年
  5. 努力の年は輝きて
    今隆盛の秋(とき)はくる
    奮(ふる)え千余の健男児
    我等の前途に光明(ひかり)あり

 


緑ヶ丘女子商業高等学校校歌

作詞/木下夕爾 作曲/升田徳一

 

  1. 窓をあけて、海の風
    朝々のわが机にかおる
    波の音は、
    わかき日の、わかき日の、夢を夢をゆする
    ああ ああ その名さえ緑ヶ丘の
    日に映ゆる、わが学び舎よ。
  2. 鐘がなるよ、音もさやか
    ふたたびこぬ時を惜しめと
    友をみよ、
    われを呼ぶ われを呼ぶ、遠き遠き光
    ああ ああ その名さえ緑ヶ丘に
    実をむすぶ、乙女よわれら。

 


因島想春譜〈いんのしまそうしゅんふ〉

詩・曲/UFO
槙 茂雄 (40年 普通科卒) ボーカル&ベース
宮地 良次 (46年 土木科卒) ボーカル&ギター
柏原 直行 (46年 普通科卒) ボーカル&ギター

 

  1. 岬に白い灯台
    布刈の瀬戸行きかう船
    移り行く時の流れに
    忘れかけた異人館
    都会で暮らして三度目の冬
    さみしさ書く母への手紙
    黄色い落ち葉が歩道を舞う
    コートの襟を立て足早に
    ふるさとは今みかんつみ
    ふるさとは今夕暮
  2. そよ風潮の香り
    寄せ来る波に光る貝がら
    重ねる想いのかたすみ
    別れ告げた土生港
    都会で暮らして三度目の春
    くり返し読むふるさとの便り
    風にゆれるブランコひとつ
    やさしい風がほほをなでる
    ふるさとは今菜の花ざかり
    ふるさとは今夕暮


昭和52年に結成されたUFOは6人のメンバーの内3人が同窓会会員です。
結成以来、地元のイベントはもちろん、NHKを中心にテレビやラジオに出演されるなど活躍されました。
『因島想春譜』は『NHKみんなの唄』で全国放送もされましたので、聞き覚えのある方もいらっしゃると思います。

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