三原工業高等学校校歌
作詞/葛原しげる 作曲/平井康三郎
- 桜 紅葉に 濃(こ)みどりに
自然の推移 正しきに
磨け知性を 新らしく
科学時代の 使命にはげみ
米田 桜の 山々と
何を競うや 明暮に
三原工業高校 我等 おゝ我等 - うなるモートル 何うたう
リズムもたのし 槌の音
創意工夫と 真実と
技術練磨と 剛健のうた
進め一歩を 竿頭に
永却(とわ)の礎 固めては
三原工業高校 我等 おゝ我等 - 希望(のぞみ)はるけき 大海へ
湧原川の注ぐにも
きそえ 勤労愛好を
若き力に 健康ほこり
うまず たゆまず 一筋に
おのが貴務(つとめ)を 果たすべく
三原工業高校 我等 おゝ我等
三原工業高校選定 凱歌三工
- 歴史を語る浮城の
松の緑の色清き
此処加羅川の岸近く
集いて学ぶ健男児
おお おお 三工我等が誇り
おお 三工我等が母校 - 文化の波の寄るところ
機械の音と綾なして
織るや巧みの技とすべ
三原の空に響くなり
おお おお 三工我等が理想
おお 三工我等が母校 - 米田の山に陽のさせば
若き希望の眉あげて
明日の使命にたゆみなき
鋼の腕を練りに練る
おお おお 三工我等が凱歌
おお 三工我等が母校
三原工業高校選定 三工寮歌
- 竿頭一歩の旗の下
我が三工の学寮は
唇かんで三星霜
男泣きした夢の跡 - 無冥(むみょう)の教えに友は酔う
はかない望みを破らんと
昼は終日(ひねもす)夜もなお
練磨の腕(かいな)力あり - 今や科学の新時代
五条の校訓(おしえ)ひとすじに
誇りも高き若人が
世にさきがける学生道 - 夏は水湧く加羅川や
鬼風身を切る冬の日を
母が形見の玉肌で
笑って凌ぐ美少年 - 努力の年は輝きて
今隆盛の秋(とき)はくる
奮(ふる)え千余の健男児
我等の前途に光明(ひかり)あり
緑ヶ丘女子商業高等学校校歌
作詞/木下夕爾 作曲/升田徳一
- 窓をあけて、海の風
朝々のわが机にかおる
波の音は、
わかき日の、わかき日の、夢を夢をゆする
ああ ああ その名さえ緑ヶ丘の
日に映ゆる、わが学び舎よ。 - 鐘がなるよ、音もさやか
ふたたびこぬ時を惜しめと
友をみよ、
われを呼ぶ われを呼ぶ、遠き遠き光
ああ ああ その名さえ緑ヶ丘に
実をむすぶ、乙女よわれら。
因島想春譜〈いんのしまそうしゅんふ〉
詩・曲/UFO
槙 茂雄 (40年 普通科卒) ボーカル&ベース
宮地 良次 (46年 土木科卒) ボーカル&ギター
柏原 直行 (46年 普通科卒) ボーカル&ギター
- 岬に白い灯台
布刈の瀬戸行きかう船
移り行く時の流れに
忘れかけた異人館
都会で暮らして三度目の冬
さみしさ書く母への手紙
黄色い落ち葉が歩道を舞う
コートの襟を立て足早に
ふるさとは今みかんつみ
ふるさとは今夕暮 - そよ風潮の香り
寄せ来る波に光る貝がら
重ねる想いのかたすみ
別れ告げた土生港
都会で暮らして三度目の春
くり返し読むふるさとの便り
風にゆれるブランコひとつ
やさしい風がほほをなでる
ふるさとは今菜の花ざかり
ふるさとは今夕暮
昭和52年に結成されたUFOは6人のメンバーの内3人が同窓会会員です。
結成以来、地元のイベントはもちろん、NHKを中心にテレビやラジオに出演されるなど活躍されました。
『因島想春譜』は『NHKみんなの唄』で全国放送もされましたので、聞き覚えのある方もいらっしゃると思います。